目次~Index

  てるてるみっちゃんのつぶやきの目次

★ てるてるみっちゃんのつぶやき(目次)へ戻る

 二胡をバイオリン的に弾いてみる

 本当に、題名のようなことが必要かどうかは別にして。。。問題は棚上げしてっと。
 西洋楽器を弾く人に合わせる演奏をする場合、特にピアノのような楽器とアンサンブルを考える際にはバイオリン的に弾くことも必要かもしれません。
 二胡は労多くして。。。?のページで示したように、二胡のビブラートはバイオリンとは異なることが多いと思われます。
 すると、ピアノやギターからは、音程がずれていると言われたりします。(多分、ピアノやギターの演奏者にはそう聞こえている)
 というのが、西洋的な和音やハーモニーを楽譜上で付けていると、どうしても「西洋音楽的には外れて」しまうのですよね。
 しかも、ピアノでは基本的にその瞬間だけ音を少しずらして演奏するということがほぼ不可能です。ギターは若干チョーキングで音を 上げることができる場合もありますが、瞬間的に音を下げることは無理ですね。
 これが、「西洋音楽的アレンジのしにくさ」につながります。

 なので、対策としては、二胡をバイオリン的に弾いてみるか、楽譜そのものを二胡用に作るか、です。その楽譜を作る際には、 音域の広いピアノやギターの演奏者に大幅に譲歩してもらうことが必要となります。もしくは、少し不協和な感じが中国楽器的と押し切ってしまう!!
 この辺りは、ピアノやギターを弾いてもらう人との「力関係」でお決めになって下さい。

 で、バイオリン的に演奏するための対策として、まず、音程についてですが、

 「西洋的音程の安定性」があるように見せかける。
 労多くして。。。というか、そこまで、他の楽器に合わせないといけないのか。。。ですが、アンサンブルをしたいなら、音域の点で他の楽器にかなりわがまま放題に 「これでは音域が無理!」とか言った分くらいは譲歩しましょう。でないと、ただの「わがまま楽器」として嫌われてしまいます。
 音域が狭いのだけは、二胡が二胡である限り、これ以上無理ですし。

二胡のビブラートがバイオリン的に聴こえるように

 上記の図のように、バイオリンのビブラートとの差の分だけを意識的に基音を下げるように音を動かすと、 バイオリンのビブラートとよく似た感じになります。
 ただし、音を下げるのはビブラートの際に、ビブラートの幅だけです。ノンビブラートの音まで下げると「音程の悪い人」になりますから、気を付けましょう。
 このように、ビブラートを使い分ければ、「西洋楽器的」に二胡が弾けます。

 ただ、くれぐれも、これが本当に必要で習得が必要かどうかは、わかりませんが。
 ピアノやギター奏者から、音程が甘いとか言われたことのある方は、是非ともお試しください。

 音程、音の安定性
 また、音程が安定しているように聴かせるには、普段より弦を押さえる指の部分を「厚く」するとよいです。
 ただし、二胡は金属弦を使用しているので、ただでさえ、倍音が響きにくいのに、この方法ではさらに倍音が出づらくなりますので、 音が少し安っぽくなりがちではあります。

 上記のように、結構、「労多くして、評価されず」的な部分も多いのですよね。やはり二胡は難しい。


てるてるみっちゃんのつぶやき(目次)へ戻る

てるてるみっちゃんの音楽日記バナー

     200×40pxのバナーです。リンクの際にご利用ください。

     上部にあるバナーは88×31です。サイズに合わせて、ご利用ください。

てるてるみっちゃんの音楽日記topバナーてるてるみっちゃんのホームページTopへ戻る

てるてるみっちゃんの音楽日記-二胡をバイオリン的に弾いてみるへのバナー てるてるみっちゃんの音楽日記-二胡をバイオリン的に弾いてみるの上部


カウンター