楽器たち(二胡 erhu 二胡用の弱音器 mute)

 二胡の詳細については、楽器たち(二胡)のページをご覧ください。
 二胡弦の交換については、楽器たち(二胡) 二胡弦の交換のページをご覧ください。
 二胡弦については、二胡弦についてのページをご覧ください。

 二胡用弱音器について

 弱音器は使用せずにすむなら、使用しないほうがきちんと練習できます。
 弱音器をつけると雑音がかなり小さくなり、なんとなく、「雑音も少なく、上手く」弾けているのではないかという錯覚に陥りそうになります。
 弱音器を外したら、ちょっとガッカリな音しか出なかったりします。
 使用せずに済む住環境、練習環境なら、お薦めするようなものではありません。

 しかし、音出しを気にして、こっそりと弾く癖をつけるくらいなら、弱音器をつけて、きちんと弓を使う練習をしたほうがマシかなぁと思います。

 写真で、バイオリンの弱音器と二胡の弱音器を示しています。
 いずれの弱音器=muteも駒を挟んで使用するタイプになります。二胡の場合、駒の上部に鉛筆を挟むなどでも弱音効果は得られますが、音程が変わってしまいます。
 この駒を挟むタイプではそれはほとんどありません。
 また、バイオリンでは駒がこけやすいので、弱音器を装着すること自体で駒を動かしてしまうリスクがあり、楽器に慣れていない段階での使用は特にやめておいたほうが良いとされていますが、 二胡では駒の底部が広いので、駒自体がこけたりするリスクはほとんどありません。初心者でも、扱いやすいです。問題は、雑音が減少して、上手くなった幻覚をみることだけです。

バイオリンの弱音器
 バイオリンの弱音器のうち、下方に示すのは、マグネットが付いていて、両側から、駒を挟む構造になっているのですが、結構、磁力が強くて、 毎度、駒を倒さないかが心配になります。弱音効果はこちらのほうが高いのですが、少し使いづらいです。
 このマグネットで駒を挟むだと、二胡で鉛筆を使用する弱音の方法と同じ方法で、二胡にも使用できないわけではありませんが、鉛筆を使用する方法と 同じく、音程が少し違ってしまいます。ただ、鉛筆より重いので、防音効果はこちらのほうが鉛筆より高いです。
 上側のバイオリン用の弱音器ではまったく二胡には使用できません。

 やはり、二胡には二胡用の弱音器を使用するほうがよいと思います。

 二胡の弱音器を写真で示しています。
 非装着時の写真で示す駒の部分を挟んで使用します。工業用ピンチでもある程度の弱音効果があります(この場合は、駒を左右に挟むことになります)が、駒の形状によってはうまく挟めずに、どこかへ飛んで行ってしまうこともありました。
 この弱音器は爪が付いていて、駒を上下に挟む構造になっていますので、外れにくいのが長所です。

二胡の弱音器

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